Ryzen 9 7950X3Dのウワサ
ご挨拶
こんにちは、この度はWHITEFLAG PC公式ブログへお越しいただきありがとうございます。
今回は皆さん気になるであろうAMD Ryzen 7000シリーズ、Ryzen 9 7950X3Dのリークについて、お届けします。
Ryzen 9 7950X3D VS Core i9 13900K
AMDが公開したレビュワー向けベンチーマーク結果がアルゼンチンのメディア”HD TECNOLOGIA”によってリークされました。
その結果によると、ゲームにおいてRyzen 9 7950X3DはCore i9 13900Kより5.6%平均スコアが優れているとの結果が示されています。
また、3D cache技術が適用されていないRyzen 9 7950Xと比較した場合、約16%Ryzen 9 7950X3Dの方がスコアが優れているようです。
Ryzen 7000シリーズが発表されたとき、intel 第12世代と比較されてしまうスペックであり一部では落胆の声もありましたが、やはりAMDの3D V-cache技術はゲームにおいて強く、intel 第13世代のCPUと比較しても優位性がありそうです。円安や様々な事情があり、一昔前のように”Ryzenは安いからいいよね”と言える状況ではなくなってしまったのが残念なところですが、intelの独走を許すことなく良い製品が発表され続けることに敬意を表します。
残念ながら総合ベンチマークの結果から見るにゲーム以外の処理ではCore i9 13900Kの方が優勢ですが、ここは3D V-cache技術があまり効かない部分ですのでしょうがないのかもしれません。
本内容はあくまでもAMD公式のテストであることから、公正な評価については発売後の比較を待つ必要があることにご留意ください。
* HD TECNOLOGIAより記事を翻訳してお届けしています。スペイン語の元記事はこちらから
3D V-cacheってなに?
今回登場した 3D V-cacheについて、簡単に解説します。
CPUの中にはダイと呼ばれる半導体の面があり、この中にCPU本体やその周囲のキャッシュメモリを配置していく必要があります。
CPUから見たメインメモリ(いわゆるDDR4やDDR5 xx GB等と表記されるもの)は非常に遅く、やり取りするのに時間がかかります。その為、すぐに使うけれども一時的に保管する必要がある情報などはCPUから近い(同じ場所にある)キャッシュメモリに保管することとなります。もちろん、このキャッシュメモリが多ければ多いほど、高速な場所に保管できる容量が増えるため処理上のメリットが出ますが、残念ながらダイと呼ばれる半導体部分の大きさには一定の制約があり、無限に大きくすることはコンシューマ向け製品として経済的に不可能であると言えます。
そこで使用されるのが 3D V-cache、3Dの名の通り、キャッシュメモリ部分を三次元に複層配置してしまおうという技術です。
3D V-cache採用第一弾のAMD Ryzen 7 5800X3Dでは、通常のRyzen 7 5800Xからキャッシュメモリは3倍になっていました。
2月28日に発売されるRyzen 9 7950X3Dでは通常版の倍の容量となり、キャッシュ合計が128MBと20年前のメインメモリにも匹敵するような大容量となっています。
結論
Ryzen 9 7950X3Dの真価は発売日以降のレビュワー記事を待つべし!
WHITEFLAG PCでは発売日より新型Ryzenを搭載したカスタムオーダーPCのお見積りを開始する予定です。
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